日高市北部、坂戸市との境に位置する『醤油王国』。実は、ただの醤油工場じゃあないんです。見て・食べて・触れる、体験型の工場見学がここのウリ。
ここでしか味わえない「毎朝搾りたての醤油」や、ミスインターナショナルも食べた「醤油ソフト」など、気になる逸品がたくさん。
早速、出かけてみましょう。
目次
まずは、見て・触ろう!
『醤油王国』に到着
『醤油王国』は、弓削田醤油(株)が運営する体験型醤油資料館です。1階には売店、2階には体験・展示コーナーと食堂、隣には蔵があります。工場の目の前に大きな駐車スペースがあり、土日には観光バスで来る方もいるほどの賑わいです。
工場見学をしよう!
実際に蔵の中を見学することができます。
見学時間は10時・11時・12時・13時・14時・15時・16時の1日7回(土日の場合)。
各回定員15名で、所要時間は20分程度。1階の売店で受付しています。中に入ると、醤油の香ばしいにおいがプンと鼻を突きます。
大きさにビックリ!仕込み桶
2階へ行く途中に展示してある「仕込み桶」です。
桶の一部が切り抜いてあり、中には椅子も設えてあります。たくさんの子供たちが喜んで遊んでいましたが、大人でも2~3人は入れるほど大きなものです。かすかな醤油の匂いに、どことなく懐かしさを覚えます。
2階に上がると・・・
2階には食堂と「醤油しぼり体験」コーナー。「醤油王国」オリジナル商品もここで買うことができます。
このフロアも醤油の匂いでいっぱいで、お腹が空いてきてしまいます。
どれを食べようかな?
こちらがメニュー。軽食ということで品数は少な目ですが、全て手作りなのが嬉しい。もちろん、自家製の醤油を使っています。
醤油ロールケーキと醤油ソフトは、2013年にミスインターナショナルの入賞者たちが訪れた際に、食べたそうです。醤油ソフトは、一度食べると濃厚な味がやみつきになるかも?
やっぱりこれは外せません!
「たまごかけごはん」です♪ここの食堂の名物で、ほとんどの人が頼んでいました。炊き立てご飯に養鶏場直送の朝採りたまご、自家製味噌の味噌汁です。これで美味しくないわけがないですよね。オススメです!!
お役立ち!「醤油王国」観光ガイド
「醤油王国」の歴史
大正12埼玉県坂戸市で創業。創業者弓削多佐重氏が醸造学に興味を持ち、それまでの農家から転身、醤油蔵を興します。実に100年以上の歴史がある老舗の醤油蔵です。
現在4代目の弓削多洋一社長は「醤油は食品なので安心して口に入れられるものでなくてはいけない、醤油は調味料なのでうまくなければ意味がない。」との考えを守り、日本の味である醤油を作り続けています。
「醤油王国」お勧めコース
- まずは、工場見学から。案内の方が、色々な豆知識を教えてくれます。
- 次は2階の醤油しぼり体験。自分で絞った醤油の味は格別です。
- そして、食堂でお昼ごはん。「たまごかけごはん」と「納豆ごはん」どっちにしましょうか? 醤油がいっぱい置いてあるので、どの醤油をかけるのか迷っちゃいます。デザートはソフトクリームかな? プリンかな?
- 最後は1階の売店でお土産をゲット。どの醤油を買うか、迷っちゃいます。
イベント情報
・年に3~4回「醤油王国祭り」を開催。自家製醤油を使った「高麗鍋」は要チェック
詳しくはホームページをチェック 公式HP:http://yugeta.com/ibento/
所要時間
・食事・買い物のみ:1時間弱
・工場見学・食事・買い物:1~2時間
オススメ時期
通年(※正月休みあり)
オススメ旅人
・1人旅
・女子旅
・カップル
・ファミリー
ライター´s eye
「自分しぼり」醤油は、大人気なので、土日の予約はお早めに。
通販ではまとめてしか購入できない「醤油アイス」も、1階のショップでバラ売りしているので、ぜひ食べてみて。ツブツブ大豆と醤油のハーモニがクセになります。
アクセス
電車の場合:
・東武生越線「西大家」駅下車。徒歩20分。または、さかっちバス(おおや線)で「多和目西郷」から徒歩3分。
バスの時刻は、坂戸市のホームページ時刻表を確認。
車の場合:
・圏央道「圏央鶴ヶ島IC」、または関越自動車道「鶴ヶ島IC」から15分。
ナビ入力:日高市田波目「醤油王国」 ※駐車20台可。駐車料金・無料
【醤遊王国・日高工場】
〒350-1201 埼玉県日高市田波目804-1
TEL:042-985-8011