誰もが子どものころに読んだことがある童話「ムーミン」。フィンランドのとある谷に住む、個性豊かな妖精たちの日常を描いた作品です。
実はムーミン谷が、埼玉県飯能市に実在するんです。それがこちら、「あけぼの子どもの森公園」。
もともとは、自然を生かして子供向けに作られた公園なのですが、ムーミンの家や水浴び小屋、トーベ・ヤンソン資料館などがあり、そのクオリティの高さに訪れる大人ムーミンファンも多数。
ムーミンテーマパークの開園まで待てないという方、ぜひ足を運んでみてください。
行く価値アリです!!
目次
ムーミンの世界に浸ろう!
『ムーミン谷』ってこんなトコ
とにかく、スゴイ!の一言に尽きます。山一つを使って、ムーミンの世界に浸れるよう、こだわって作られています!
この地図を元に、ムーミン谷をご案内します。
「水浴び小屋」
かわいい水色に塗られた「水浴び小屋」です。池の真ん中に建っています。
晴れの日には、周囲の木々の緑色と小屋の水色が水面に映り、何とも幻想的な光景です。
きっと原作に出てくる“ムーミンパパが作った、海へ続く道の先にある「水浴び小屋」”がモデルなのでしょう。
橋を渡って、小屋へお邪魔しま~す。
小屋の中は、大人が4人も入れば窮屈なほどの狭さ。小窓から見える水面は、光を反射して眩しいほどキラキラと光っていました。
不思議な「フローフォルム」
このドーナツ状の不思議な形の石細工・・「フローフォルム」と呼ばれています。
たきぎ小屋のすぐ横、小高い丘の上にあり、階段状に水が流れています。
その流れがどこへ向かっているかというと・・「水浴び小屋」でした。夏場には、池の水位がかなり高くなるそうです。
お子ちゃまが好きそうな場所ですが、残念ながら立ち入り禁止です。
ハイクオリティな「ムーミン屋敷」
この公園のシンボル「ムーミン屋敷」です。
森の中にニュッと生えているキノコのような家が、とっても可愛い。
ムーミン屋敷については、こちらで詳しくレポしています。
家の裏山にあるアレは何?
ムーミン屋敷の裏山に怪しげな物体を発見!
サツマイモみたいな巨大な芋虫のようなアレは何?地図で確認すると「見晴らし橋」。
えっ?あれが橋?早速、確認しに行きました。すると・・
この通り、トンネル状の橋になっていました。
「デッキウォーク」を上って裏山散策
裏山をのんびり散策することにしました。
「見晴らし橋」から「デッキウォーク」へと向かいます。
「デッキウォーク」は木材をふんだんに使用した階段状のデッキで、かなり長く急です。お子さんが転ばないように注意して下さいね。
途中からでも、こんなにいい景色が楽しめます。
「ムーミン屋敷」の周りにいる人たちが、指人形位の大きさに見えます。まるで、ジオラマを見ているようです。
疲れたらニョロニョロで一休み!?
か、かわいい~!!ニョロニョロに座れる日が来るなんて、思ってもみませんでした。
でも、座り心地は・・イマイチ。
ベンチとしての機能より、ムーミンの世界を大切にしたようです。
「ムーミン屋敷」の周りにはこんなベンチも。
このシルエットは、一体誰なのでしょうか?考えているだけで、楽しくなります。
お役立ち!『ムーミン谷』観光ガイド
『ムーミン谷』お勧めコース
① まずは、この公園のシンボル「ムーミン屋敷」へ。原作の雰囲気を存分に味わうことができます。
② そして、屋敷の周りを散策。裏山にも上ってみましょう。
お弁当を持参して、ピクニック気分でお昼ごはんを食べてはいかが?休憩場所はふんだんにあります。
③ 最後は、資料館&イベント広場へ。 小さなお子さんも絵本を読んだり、昔遊びをしたりと大満足。
資料館とイベント広場については、ムーミン谷公園のレポに詳しく載っています
イベント情報
- 絵本読み聞かせ
- 小コンサート
- 木材を使った工作
- かるた遊び
などの子供向けイベントを不定期で行っているようです。
所要時間
- 見学のみ:1時間
- 見学・体験・イベント参加:半日~1日
オススメ時期
通年(※月曜日・年末年始休みあり)
オススメ旅人←小見出し
- 1人旅
- 女子旅
- カップル
- ファミリー
ライター´s eye
家族・グループでの観光なら、お弁当持参がオススメ。自然を満喫しながらのご飯は最高です。ベンチもありますが、数が少ないためレジャーシートをお忘れなく。水場が多いため、お子さん連れならタオル&着替えも必要。
交通の便が良くないため、交通手段は車が良いですね。
アクセス
電車の場合
・西武池袋線 元加治駅下車 徒歩20分
車の場合
・圏央道狭山日高インターより約20分
ナビ入力:飯能市「阿須運動公園」
※駐車100台以上可。駐車料金・無料
【あけぼの子どもの森公園】
〒357-0046 埼玉県飯能市大字阿須893番地の1
TEL: 042-972-7711