2018年秋、ムーミンの世界をそのまま体験できるテーマパーク「metsä (メッツァ) 」が飯能市宮沢湖に開園すると発表されました。
本国フィンランドにしかないこのテーマパークが日本にできるなんて、ムーミンファンならずとも楽しみですよね。
でも、あと2年も待てないというアナタ。同じ飯能市にあるムーミンの家を訪ねてみませんか?
地元の人たちからは、『ムーミン谷公園』と呼ばれているこの公園、なんと小さな山を丸ごと公園にし、ムーミンの童話のような景色を作り上げました。
公園内には、ムーミンの家のほか資料館や小ホールがあり、すべて北欧を思わせる造りになっています。
のんびりした時間の流れを感じながら、ムーミンの世界に浸ってみるのはいかがですか?
目次
ムーミンの世界に浸ろう!
『あけぼの公園』に到着
『あけぼの(ムーミン谷)公園』入口。
ここは、市民体育館の隣にあるため、駐車場は体育館と共用になっています。
土日には体育館で大会が開かれることが多く、駐車場が満車になってしまうことも。
その際は、真向いの「阿須運動公園」駐車場を利用できます。
あれがムーミンの家かな?
公園内に入るとすぐに長い坂道。舗装もされており、傾斜もそれほどでもないのですが、年配の方やベビーカーを押しているお母さんはちょっと大変そう。
坂道の左側には、杉の木がきれいに植えられており、「あけぼの杉林」と呼ばれています。右側は、小さな小川(用水路?)。この流れがどこから来ているのかは、後でわかります。
あれ?大きなキノコが見えます。もしかして、あのキノコが「ムーミンの家」なのでしょうか?
大きさに感動!「ムーミンの家」
くねくねとした坂を上りきると、一気に視界が開けました。
その大きさと雰囲気に思わず感動!ムーミンの世界そのままです。
私が訪ねたのは晩秋でしたが、新緑の季節には全く違う景色が見られることでしょう。
中に入ると……
早速、ムーミンのお家にお邪魔してみました。
コチラはキッチンと思われます。暖炉がとてもかわいいですね。家の中で何ヶ所か暖炉をみかけたのですが、なんと寒くなると実際に火を入れてくれるそうです。スゴイ!
家具もふんだんに木材を使用しており、とても居心地の良い空間になっています。
裏口から見る絶景
正面玄関の反対側に裏口を発見!
覗いてみたら、この絶景。裏口には人もほとんどいなくて静かです。間近に聞こえる川のせせらぎに、心が落ち着きます。
川が近いため、ここは夏でも涼しい場所だとか。ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
お役立ち!「ムーミン谷(あけぼの)公園」観光ガイド
「あけぼの公園」概要
埼玉県飯能市にある『あけぼの子どもの森公園』(通称ムーミン谷公園)は、国の「平成記念子どものもり公園」指定を受け、平成9年7月に開園しました。
ムーミンの原作者“トーベ・ヤンソン”さんの故郷フィンランドを思わせる、森をそのまま生かした自然豊かな公園です。
ムーミンの世界を存分に取り入れた公園内には、「ムーミンの家」のほか図書館・小ホールなどがあり、雨の日でも出かけることができます。
開園時間:9:00~17:00
休園日 :毎週月曜日、12/28~1/4
「あけぼの公園」お勧めコース
- まずは「ムーミンの家」へ。
- 「ムーミンの家」から裏山へ登ってみましょう。
- ちょっと疲れたら、図書館へ。のんびりムーミン物語の世界へ浸れます。
- 帰りに売店に立ち寄ってみましょう。
小さなスペースですが、限定ムーミングッズが売っています。
イベント情報
- 絵本読み聞かせ
- 小コンサート
- 木材を使った工作
- かるた遊び
などの子供向けイベントを不定期で行っているようです。
所要時間
・見学のみ:1時間
・見学・体験・イベント参加:半日~1日
オススメ時期
通年(※月曜日・年末年始休みあり)
オススメ旅人
- 1人旅
- 女子旅
- カップル
- ファミリー
ライター´s eye
ムーミンファンなら1度は訪れてみたい場所。子供向けに作られた施設ですが、大人でも1日くつろぐことができます。
天気の良い土日は、小さな子どもを連れたファミリーでいっぱいになります。ゆっくり見学するには、平日がベスト。
図書館でムーミンの資料を見たり、童話を読んだりと穏やかな時間を過ごせますよ。
アクセス
電車の場合:
・西武池袋線 元加治駅下車 徒歩20分
車の場合:
・圏央道狭山日高インターより約20分
ナビ入力:飯能市「阿須運動公園」
※駐車100台以上可。駐車料金・無料
【あけぼの子どもの森公園】
〒357-0046 埼玉県飯能市大字阿須893番地の1
TEL: 042-972-7711