このとてもおしゃれな“ムーミン谷の地図”は、埼玉県飯能市にある「あけぼの子どもの森公園」内にある「森の家」入口に飾ってあります。
この公園、知る人ぞ知るムーミンの聖地。園内には、「ムーミン屋敷」をはじめ「水浴び小屋」、「たきぎ小屋」、そしてムーミンの作者トーベ・ヤンソン寄贈の資料まで展示してあるんです。
どことなくフィンランドを思わせる自然たっぷりのこの公園、今回は森の家(資料館)とおすすめスポットをご紹介します。
目次
ファンなら見たい、貴重な資料
木のぬくもり溢れる「森の家」
こちら、園内の小高い丘の上に建つ「森の家」。外装・内装ともに地元の木で作られているそうです。離れたところから見ると、コチラの建物もきのこ風?
入口の取手も、とってもおしゃれな作りですね。
貴重な資料とご対面
室内に入りました。
あまり広くはないのですが、木のぬくもりを感じられるとても落ち着いた空間になっています。
ムーミンの資料が、ゆったりとしたスペースで展示してあります。
ムーミンのコミカルな動きまで表現されていて、とてもかわいらしいですね。
この様な色鮮やかな挿絵が、何点も展示されています。
どのお話の挿絵か、あなたはわかりますか?
絵本も充実
階段を発見!2階には何があるのでしょうか?
2階は1階よりさらに狭く、いつも子供たちでいっぱいです。
子供たちの目当ては、絵本。ムーミンの童話を中心に、本棚には絵本がたくさん並んでいます。
この日も子供たちがいっぱいで、残念ながら写真を撮ることができませんでした。
イベント広場で遊ぼう
「森の家」の前には、「イベント広場」と呼ばれるなだらかな傾斜の広場があります。
その名前の通り、土日祝日を中心に、昔遊び・ミニコンサート・工作教室など様々なイベントが行われています。
イベント情報は、毎月発行されるこの“あけぼのだより”でチェック!
巨大なヘルメット発見
こちら「子ども劇場」と呼ばれる建物。ヘルメットのような屋根がかわいい。
中は天井の高いフローリングになっていて、子供たちはカルタや積み木で遊んでいました。
ここで小コンサートが行われることもあるそうです。
写真左手から地下へ降りられるので、行ってみました。
グルグルらせん階段を降りてみよう
地下へと降りる階段は、グルグルらせん階段。急いで降りて、目を回さないように気を付けて。
ん?階段の途中にある“アレ”は何でしょうか?
元は水が流れていたのでしょう。かなり石が削れていて、何の石像だったのかわからなくなっていますね。
ムーミン物語に登場する“スニフ”に似ているように思えるのですが、皆さんは何に見えますか?
トイレもこだわっています!
らせん階段を降りた先にあったのは、トイレでした(笑)。せっかく来たので、使わせていただきました。
トイレから出ると、反対側にも入口が見えます。行ってみてビックリ!何と部屋の中に池があって滝が流れていました。
屋根から差し込む光が、石や水に反射してキラキラと輝いています。
うす暗い地下で見ると、かなり幻想的な光景です。
この建物を反対(ムーミン屋敷)側から見るとこんな感じ。
特徴的な屋根がちょこんと頭をのぞかせています。
写真中央奥に見える階段の下に、先ほどの地下の池があります。
↓ムーミン屋敷も見たいという方はコチラもどうぞ↓
ムーミンテーマパーク開園前に行ってみよう
お役立ち!『ムーミン谷公園』観光ガイド
所要時間
・見学のみ:1時間
・見学・体験・イベント参加:半日~1日
▶オススメ時期
通年(※月曜日・年末年始休みあり)
▶オススメ旅人
- 1人旅
- 女子旅
- カップル
- ファミリー
ライター´s eyes
ムーミンファンなら1度は訪れてみたい場所。
「森の家」でムーミンの資料を見たり、フィンランドを思わせる自然を満喫したりと穏やかな時間を過ごせます。
天気の良い土日は、小さな子どもを連れたファミリーでいっぱいになりますので、ゆっくり見学するには平日がベター。
交通の便が良くないため、交通手段は車をオススメします。
アクセス
電車の場合:
・西武池袋線 元加治駅下車 徒歩20分
車の場合:
・圏央道狭山日高インターより約20分
ナビ入力:飯能市「阿須運動公園」
※駐車100台以上可。駐車料金・無料
【あけぼの子どもの森公園】
〒357-0046 埼玉県飯能市大字阿須893番地の1
TEL: 042-972-7711